ここでは『アイ・アクセシング・キュー』という、目線に関するテクニックについて具体的に紹介することで、皆さんのコミュ力向上や人間関係の改善のお手伝いをしていきます!
今回のテクニックをマスターすることで、こんなメリットがあります。
この記事のメリット
- 相手の本心を知ることができる
- 嘘を見破れるようになる
- 相手のことをもっと理解し、仲良くなれる
「目は口ほどにモノを言う」って言いますよね。
目線は本当に色々な情報を教えてくれます。
ばっちりマスターして、一緒にコミュ力をワンランクアップさせましょう!!
アイ・アクセシング・キューとは
アイ・アクセシング・キュー(Eye Accessing Cues)とは、心理カウンセラーのリチャード・バンドラーと言語学者のジョン・グリンダーが提唱した『神経言語プログラム(NLP)』という学説の一説です。
人は物事を考える際に、視覚・聴覚・体感覚いずれかの感覚を想起しますが、彼らは“思考した内容によって目線の向きが変わる”と考えました。
つまり、相手が物事を考えているときに目線がどこを向いているかで、どんなことを考えているのかを察することができるのです。
▼目線の向きと思考内容の図(右利きの場合の一般的な傾向)
この画像からわかる通り、右利きの人は一般的に
左側を向くと過去のことを(つまり自身の経験した記憶を)
右側を向くと未来のことを(つまり自身が創造したイメージを)
考えています。
また、
視覚的なイメージをしているときは上を
聴覚的なイメージをしているときは真横を
身体感覚的なイメージをしているときは下を
向く傾向があります。
具体例を考えていきましょう。
はい、めちゃめちゃ怪しいですね(笑)
実はこの男、昨夜は浮気相手としっぽりむふふとしてました。
この場合、画像の男性は右上(あなたから見て左上)を向いているため、
『視覚的なイメージを創造しながら』話していることになります。
つまり嘘をつこうと考えながら話していることになります。
面白いですよね。
ただし注意してほしいのですが、これは全員に当てはまる訳ではありません。
人によって目線の癖は異なります。
そのため気になる相手の傾向をつかむ必要があります。
目線の癖をつかむ方法
目線の癖をつかむために、気になる相手に質問を投げかけ観察してみましょう。
ここでの質問は『あなた自身も答えを知っていて』かつ『嘘をつく必要が全くないような内容』かつ『少し考えないと答えが出てこない』ようなものを選ぶ必要があります。
例えば家族相手なら
職場の同僚相手なら
恋人相手なら
というような質問にしてみましょう。
ここで相手の『嘘をついていないときの目線の向き』を覚えておいてください。
今後、嘘をついた時の目線の向きは、その時と逆を向いている可能性が高いです。
結論
あなたは人との会話の中で、『目』を見ていますか?
目線にはたくさんの情報が詰まっています。
『アイ・アクセシング・キュー』テクニックを使うことで、嘘を見抜くだけでなく、相手をもっと深く知ることができます。
コミュニケーションで最も重要なのは、きちんと相手に興味を示すことです。
今回の目線を読むテクニックを、気になる相手と『いい距離感』をとるための手段として活用してください。
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